利用規約
第一条 はじめに
この利用規約は、有限会社時代屋(以下「当社」)が着物レンタル店大正ロマン館きものにて提供する着物レンタル及びそれに付帯する役務の提供(以下「本サービス」)における利用条件を定めるものである。
法人・個人を問わず、サービス利用者、店内見学者、利用者に帯同した者(以下「利用者」)は、本サービスを利用、及び当社に入店したことをもって本規約に同意したとみなす。
本利用規約はインターネット上に公示されていることから、ホームページからの予約に限らず、電話での予約・予約せずに来店した際、いずれの場合においても同意があったこととみなす。
当社のサービスを代理して販売・紹介するものにおいては、当該代理主体の責任において利用者に説明同意を得るものとし、説明の瑕疵について当社は一切の責任を負わない。
また本利用規約は、当社従業員が口答で案内した内容を優先し、紛争の際は、本利用規約をもって紛争解決にあたることとする。
本規約に規定のない事項については、本サービスの提供場所での案内、法令又は一般の慣習による。
第二条 本サービスの提供時間
本サービスの提供時間は、予約時間から返却時間までとする。
本サービスの提供開始時間は、当店にて所定の契約書に署名した時とする。
返却時間は、出発時に当店従業員に確認するものとする。
※本サービスの提供時間以外は、役務提供や手荷物の預かり/受け取りはできない。
※一回のサービスに付き、手荷物の預かり/受け取りは、それぞれ一回限りとする。
第三条 本サービスの利用料金
本サービスの利用料金は、利用するサービスのプランにより変動される。
当社は、本サービスの利用料金を予告無しに改定することがあり、利用の際は、利用者の責任において最新の「ご利用料金」記載のページを確認することとする。
なお利用料金は、当日店頭にて決済するものとする。
第四条 本サービスの予約取り消し
本サービスの予約を事前に行い、利用者の責により申し込みを取り消す場合、下記の通りとする。
前日12:00以降の申し出:キャンセル料予約金額の100%
第五条 当社レンタル品の破損・紛失
本サービスの提供時間内に、利用者の過失により当社レンタル品全てにおいて、破損・紛失、またはシミ・汚れ・雨の日の泥はね・におい(タバコ・食べ物・香水)等をつけた場合、実費クリーニング費・補修費としてかかる費用全額を請求するものとする。修理・補修等が不可能な状態の品については、代替え商品の購入代価相当額を請求するものとする。
第六条 本サービスの延長料金
利用者が手荷物を預けた当日に、受け取りができない場合は、当日中に電話連絡をすることとする。翌日に受け取る際は着物の延長料金とは別に日毎10,000円を申し受ける。
また、万が一当日返却時間を1分でも超えて返却する場合、当社従業員が待機しなければならない為、スタッフ人件費保証として10分あたり2,000円を請求する。返却時間を10分過ぎた場合、当日の返却は不可、翌日返却とする。手荷物の受け取り不可。
※延長料金・人件費保証は、手荷物の受け取り時に現金にて請求する。
※当該、延長料金・人件費保証はサービス利用時点で納得・合意したものとし、改めての通告を必要としないことに利用者は同意する。
※なんらかの理由により電話がつながらない場合も利用の責任において、繋がるまで連絡するものとし、電話が繋がらなかった場合、メール等で連絡した場合でも本項の規定から外れるものではない。
※翌日返却の場合、身分証明書の写真を提出。翌日も返却時間が過ぎたら再度翌日返却とする。
第七条 取り扱いできないもの
当店が預かり管理する荷物は衣類のみを想定しており、特に次のものを預けることは絶対にできないものとする。
1、貴重品(高級な衣類、バッグ、宝石、時計等)・精密機器(パソコン・デジカメ・ゲーム機・タブレット等)・現金
2、爆発性、発火性、その他の危険性のある物または液体
3、生物、冷凍品、冷蔵品、青果、生花、臭いのあるものや液体
4、公序良俗に反する物(麻薬・危険ドラッグなど法律により所持・使用が禁止されている物)
5、預け入れバッグ(40㎝×35㎝×18㎝)に入らない物や重さのある物
6、金銭賠償で保証出来ない価値を主観的・客観的に有するもの(限定品・記念品・贈答品など)
7、上記のものに当てはまらないが、当社にて預かりが困難であると判断したもの
第八条 利用の拒絶
当社は、利用者が次のいずれかに該当する場合、本サービスの利用を断ることができる。
1、妊娠中の方、高血圧の方、心臓、脊髄、首に疾患のある方、骨折等の外傷のある方、当店従業員が本サービスを利用出来ないと判断した者。
※帯等の締めつけにより人体に影響を及ぼす可能性があるため本サービスの利用は出来ません。
2、身長が高い方、ふくよかな方、アンティーク着物をご用意している為ご着用頂けない場合もあります。
3、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成三年法律第七十七号。以下「法」)第二条第二号に規定する団体(以下「暴力団」)の活動を助長し、またはその運営に資することとなると認められるとき。
4、利用者が次に掲げるものであるとき。
ア、暴力団、法第二条第六号に規定する暴力団員、暴力団準構成員、暴力団関係者その他反社会的勢力であると認められるとき。
イ、暴力団または暴力団員が事業活動を支配する法人その他の団体であると認められるとき。
ウ、法人でその役員のうちに暴力団員に該当する者があると認められるとき。
エ、当社に対し、暴行・脅迫等の犯罪行為または不当要求を行う者、当社従業員が威圧的であると感じる態度を取る者。
第九条 当社の賠償責任
当社の利用者の手荷物に対する責任は、利用者が荷物を預けた時に生じ、また当社が利用者に手荷物を引き渡した時に終了するものとする。
1、当社の取り扱い中に当社の責に帰すべき事由により生じた手荷物の滅失または毀損により生じた損害について、手荷物一つにつき一万円までを責任限度額とし、手荷物の価格を基準として滅失または毀損の程度に応じ責任限度額の範囲内で実損額を賠償します。
なお、当社利用規約第五条に規定するものを含む手荷物については、滅失または毀損その他一切の損害について賠償責任を負わない。
2、当社は賠償請求に応じる場合、円貨で賠償する。
3、前段の規定による賠償金の請求権は、利用者が当社から手荷物の引き渡しを受けた時点で消滅する。利用者の責により引き渡し時に確認するものとする。
第十条 利用者の責任
本サービスを利用する場合、当社従業員、店内の掲示に従うものとする。
本サービスを利用する際に、当社従業員、店内の掲示に従わず、他の利用者、第三者に損害を与えた場合、利用者の責任をもって賠償を行い、当社は一切の責任を負わない。
第十一条 免責事項【重要】
1、当社は、本サービスの提供において人為的なミス、遅刻、その他の原因で発生した利用者または他者の損害に対し、一切責任を負わない。
また、下記に記載した免責事項は長文である本利用規約において、特に重要であることを明示しているため、その強調義務を果たしていることから、利用者が下記記載における条項は利用に際し必ず同意していることとする。
以上のことから、民法における「約款に含まれていることが合理的に予測できない条項(いわゆる不意打ち条項)」には該当しないことを確認し、本規約に同意できない場合には、本サービスを利用しない自由が事前に存在していたことを確認する。
2、当社は、本サービスの提供にあたり、下記の細則に該当する時は、利用者も下記の事象が発生し得ることを予見・同意しているとみなし、利用者に金銭的・時間的・精神的不利益が発生したとしても当社は一切責任を負わない。
3、利用者の不利益に関する当社の責任は、役務提供を終了した日時点で通知を発しない限り消滅する。
▼細則
①荷物入れの素材・染料・塗料が、荷物の内容物に付着し色移りすること。
色移りしそうなものは利用者の責任において、ビニール袋等で利用者が保護すること。
②利用者が預けた荷物は、店内で頻繁に移動し、当社従業員は内容物が衣類のみであることを想定しているため、預け入れた荷物に衝撃が加わり、預かり期間中に内容物が破損すること。
③当社従業員が着付けまたは脱衣を手伝う際に、衣類内の電子機器等が落下し破損すること。
④混雑等の何らかの理由により役務提供が予定より遅れ、利用者の他の予約・予定(人力車・レストラン・電車など)に遅れること。
⑤別途見積書を提出したものを除き、電話等で値段を伝えられていても、HP記載の定価を優先し、口答での伝え間違いより利用者に不利益が発生すること。
⑥不特定多数の者が出入りする場所に荷物を保管していることに利用者は同意し、預けていたものが紛失/盗難されること。特に貴重品や贈答品などの当社からの金銭賠償で保証出来ないものは自己管理し、賠償は一切行われない。
⑦当社のレンタルする衣類は不特定多数の利用者にレンタルしている品であり、当社が合理的な範囲による洗浄を行っている場合、衣類着用による肌荒れ・発疹・感染症の罹患等については責任を負わない。
また、当社は市販洗剤による洗濯、市販アルコールによる除菌、市販の消臭除菌スプレーにて衣類や付随する品の洗浄を行っており、該当洗浄方法について、本サービスを利用する際にこれらに納得・同意をし、これらの洗浄方法を行ったにもかかわらず発生した、肌荒れ・発疹・感染症の罹患等については、当社の責に帰すべき理由には当てはまらないことを同意する。また、レンタル品の草履・下駄等は店舗内の現品を提供物とし、出発後の破損等について当社は責任を負わない。破損・瑕疵の有無については利用者の責任において現品を確認すること。
⑧電子機器等が当社の責に帰すべき理由により破損したとし、賠償責任が発生したとしても、電子機器本体の価値、もしくは別に定める賠償上限までを責任範囲とし、写真・データ等の電子的記録の価値は一切賠償しない。
⑨店外での転倒については、路面状況や利用者の歩き方も影響するため、当店は一切の責任を負わない。
⑩店内での転倒・火傷・その他の怪我については、店内の掲示、従業員の案内に従わなかった場合は、一切の責任を負わない。ヘアセット中については、高熱の機器を使用して施術するため、極力動かず、店員の指示に従うこと。また、施術中の従業員の近くには立ち入らないこと。
⑪利用者自身の過失により損害を受けること。
⑫天災事変その他不可抗力により手荷物が滅失または変動したこと。
⑬その他当社の責任によらない理由によって利用者に損害が生じたこと。
⑭過重量・過容量による手荷物破損。
⑮老朽化など手荷物固有の不具合に起因した破損。
⑯キャスター・ストラップ・フック・鍵の破損・欠損ならびに付属品(名札・ベルト等)の破損・欠損。
⑰軽微な破損(擦り傷・切り傷・へこみ・汚れ等)
⑱ヘアセットがイメージと異なり、満足できない場合。また、スタッフの判断により希望を断る場合。
⑲上記項目に関連する一切の破損。
第十二条 賠償事項
本規約の「第十一条 免責事項」以外に、明らかに当社の責任により利用者の手荷物を紛失した場合、賠償限度額は一万円までとする。
第十三条 商用利用について
利用者が当社サービスを販売チャネルとして用いり、間接的も含む営利目的での利用の際は、事前にメール又はインスタグラムのDMへ問合せを行う。連絡があった上で、当社で個別に案件内容を精査し、利用の可否を伝える。規模の大小は問わないものとし、内容により別途アップチャージ料金が発生する。
(例)一般顧客へ向けての撮影会やイベント出演、グッズ作成、雑誌掲載、TV撮影、YouTube撮影など
無断での利用で営利目的と判断した場合、当社の著作権等の知的財産権、肖像権、プライバシー権、パブリシティ権その他の権利を侵害する行為又は恐れのある行為は規約違反とし、賠償請求も含む法的措置を取るものとする。
第十四条 準拠法及び管轄
本規約の準拠法は、日本法であり、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所とする。